医療・福祉タウン研究学会−メディカルオアシス/Medical Oasis− 安心して、快適に暮らせる街づくりを考える。




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理事長ご挨拶

 長年、医療・福祉施設の建設に携わってきました。そんな中、「こんな医療施設があったらいいなあ」という、患者としての夢が膨らんできました。これはあくまでも医療をする側ではなく、受ける側からの発想でした。

 15年以上も前のことです。当時お付き合いのあった医師にこのことをさり気なく話してみました。夢の「お医者さんの村」構想です。しかし思いのほか多くの問題点を指摘され、瞬く間に私の夢は小さくしぼんでしまいました。その後、生活者や医療従事者の意識や社会環境の変化により、ここ2、3年医療モールという形で認識されるようになってきました。私たちの考える医療・福祉タウンは専門医によるクリニックが集まった医療村が核となり、地域に必要な福祉施設を有機的にネットワーク化しようというものです。

  昔、街の中心は城であり、寺であり、企業でした。21世紀の現代は「心の時代・癒しの時代」と象徴されるように、これからは医療・福祉が中心になってくるでしょう。米国ミネソタ州にあるメイヨー・クリニックは、まさにそのモデルケースと言えるのではないでしょうか。

 最初は 小さな一歩でも、いつかは大きな構想に発展してゆく。「さわやかで、あたたかくて、ここちよい街」が各地にでき、サテライトクリニックとしての役割をはたしながら、専門特化病院にネットワークされていけばと考えています。現状の中から研究課題をみつけ出し、それをケース・スタディとして実現させていきます。そしてその創出の過程でおこる新たな課題はさらなる研究会のテーマとなることでしょう。

 たくさんの方々の知恵を集め、地域生活者に愛される街をつくっていきたいと考えています。 皆様方の絶大なるご支援ご協力を切にお願い致します。
加納 隆


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